小山市で20年ぶりの新市長に浅野氏が就任して200日が過ぎた。元農水官僚で強力なリーダーシップを発揮した大久保前市長とは対照的に、浅野市長は市民活動に関わってきた弁護士として「対話」を重視する。変わりつつある市政の現状を追った。

インタビューに応じる浅野市長

 浅野正富(あさのまさとみ)市長は2月24日、下野新聞社のインタビューに応じ、就任200日の所感などを答えた。一問一答は次の通り。

 -就任後200日が経過したが。

 「目まぐるしいという言葉通りで、毎日がゴールの見えない障害物競走を走り続けてきた気分だ」

 -矛盾や問題点にも直面したはず。組織として小山市の長所・短所をどう受け止めているか。

 「市役所内には優秀な人材、戦力が備わっており、本当に助けてもらっている。ただ、号令一下でありとあらゆることをやってきた前市長の立場が強かったが故に、市長へ進言する力がだんだん無くなってきていた。実務能力に優れた人材の力を生かしていくのが課題だ」

 -最初の予算編成、予算議会の一般質問を乗り切った所感は。

 「どちらも初めてのこと。大勢の方に助けられた幸運のおかげで、新人市長の予算編成は及第点にすれすれ達しているのではないか。私を支持してくれた方々の期待を大きく裏切ることにはなっていないのではないかと思っている」