初優勝を目指すブレックスを後押しするスタンドのファン=13日午後、さいたまスーパーアリーナ

 「今日は相手が強かった」「ここまで連れてきてくれてありがとう」-。さいたまスーパーアリーナで13日に行われた天皇杯バスケットボール決勝で川崎に敗れ、準優勝に終わった宇都宮ブレックス。悲願の初優勝は逃したが、客席の半分を黄色く染めたファンたちは選手たちをねぎらった。

 日本一を決める一戦には4738人が来場した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため間隔を空けての着席が求められ、ブレックスファンは空いている席に黄色いTシャツを置くなどして選手たちを後押し。宇都宮市豊郷台2丁目、会社員小田秀一(おだしゅういち)さん(57)は「絶対優勝してほしいね」と試合開始を待った。

 ブレックスは第1クオーターこそリードしたものの、その後はペースをつかめず苦しい展開。終盤に川崎の決定的なシュートが決まると、大きく肩を落とすファンの姿も見られた。

 茨城県下妻市桐ケ瀬、会社員青田有規(あおたゆき)さん(36)は「負けはしたけど、最後まで諦めない姿に元気をもらった」と感謝。長年応援する下野市下大領、会社員小平裕也(こだいらゆうや)さん(31)は「残念だけど、この悔しさをリーグ優勝への力に変えてほしい」とエールを送っていた。