第2クオーター、ブレックスの竹内(左)のガードをかいくぐり、パスを出す川崎の篠山=さいたまスーパーアリーナ

 バスケットボールの第96回天皇杯全日本選手権大会ファイナルラウンド(日本バスケットボール協会主催、共同通信社共催)は13日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで決勝を行い、B1宇都宮ブレックスは60-76でB1川崎に敗れて初優勝を逃した。川崎が前身の東芝神奈川時代の第89回以来、7大会ぶり4度目の優勝を飾った。

 2大会ぶりに決勝へ進んだブレックスは川崎の堅守を崩せなかった。第1クオーター(Q)は比江島慎(ひえじままこと)の2本の3点シュートなどで20-19と先行したが、第2Qは守備の強度を上げてペースを握った川崎に苦戦。逆に5本の3点シュートを決められ、34-41とリードされて折り返した。

 後半開始直後にはライアン・ロシター、LJ・ピークの得点で一気に4点差まで猛追。しかし、そこから川崎の日本代表辻直人(つじなおと)に連続で3点シュートを決められて失速。48-58で入った第4Qもテーブス海(かい)の2本の3点シュートで6点差に迫りながら、勝負どころでターンオーバーを連発。最後までリズムをつかみ切れなかった。

 ファイナルラウンド2試合で24得点10リバウンドをマークしたロシター、14得点の比江島が大会ベスト5に選ばれた。