人気の「あじフライ弁当」(手前)と「もりそば」(左奧)と「ソースかつ丼」

 県庁の近くにあり、公務員や会社員に長く愛されているそば屋。テークアウトは「サービスの気持ち」で始めたんだとか。

Web写真館に別カットの写真

 昨年4月、新型コロナウイルスの影響で店内営業を自粛した際、来店したお客さんに帰ってもらうことがあった。阿部勇次郎(あべゆうじろう)店長(45)は「来てくれた方に申し訳なくて…。安値のお弁当を作り、味わってもらおうと始めたんです」と経緯を話す。

 お薦めは「あじフライ弁当」(500円)。大きなあじフライがど~んと1枚乗って、食べ応え十分だ。キャノーラ油と生パン粉で揚げているため、サクッとした食感で胃もたれもしない。

 もちろん、そばも外せない。自慢の「もりそば」(300円)は、玄そばの脱皮作業から取りかかる丁寧さ。むきたて、ひきたて、打ちたて、ゆでたての「四たて」で提供され、そば本来の味わいが楽しめる。つゆには「再仕込み丸大豆しょうゆ」を使用。まろやかな塩味がそばと合うなぁ~。

 テークアウトは他にも「ソースかつ丼」(500円)、「カレーライス」(500円)など昼食に合うメニューがたくさん。手頃な値段が働き盛り、食べ盛りの人にうれしい。阿部店長は「できればお店で食べてもらうのが一番。早く落ち着いてほしいですね」と話す。平穏な日の来客が待ち遠しいようだ。

 ◆メモ 宇都宮市塙田2の3の15▽営業時間 午前11時~午後2時30分、午後5時~7時(時短営業中)▽定休日 日曜▽事前の電話注文を推奨(問)028・622・6820