供用開始となる総合スポーツゾーン西側の環状交差点

 栃木県県土整備部は12日、宇都宮市西川田地区の総合スポーツゾーン西側に整備を進めてきた円形の「環状交差点」(ラウンドアバウト)について、30日午前10時に供用を開始すると発表した。県内では大田原市狭原(せばはら)に続いて2カ所目、市街地では初の設置となる。

 導入される市道はカンセキスタジアムとちぎと国道121号をつなぐアクセス道路。これまで4本の道路が交差する見通しの悪いカーブだったが、武道館側への進入路を新たに設ける必要があったため、県が安全面などを重視して昨年8月から整備を進めていた。

 県の総合スポーツゾーン整備事業の一環。環状部は外径29メートルで、事業費は約1億1千万円。完成後は宇都宮市が管理する。通行車両は「環道」に入る手前で減速・徐行し、交差点内車両優先で安全確認して進入。右回り(時計回り)で走り、左折合図して出る。

 県総合スポーツゾーン整備室は「自動車は交差点手前で減速するため、重大事故の抑制が期待でき、信号機が必要なく停電となっても円滑な交通処理が可能」としている。