路線バス運行などの整備が進められた篠井ニュータウン

 【宇都宮】市土地開発公社が1997年度から販売していた下小池町の分譲地「篠井ニュータウン」が11日までに完売した。当初は3年での完売を見込んでいたが、バブル経済崩壊やリーマンショックのあおりなどもあり、難航。市用地課は「住宅ニーズは変化しやすく、完売まで時間がかかった」とした上で、今後は「地域交流を促し、人口を維持したい」としている。

 約7.3ヘクタール、310区画の分譲地は、人口減が進んでいた篠井地区に低廉な住宅を供給して定住を促そうと販売された。市の宅地分譲事業としては最大規模で、総事業費は約31億円。地価下落などで収益は約21億円にとどまり、市営駐車場事業などが補填(ほてん)する形となっている。