追悼式で竹灯籠を設置する来場者ら=11日午後6時30分、野木町野木

 東日本大震災発生から10年となった11日、被災地支援を続けてきた野木町の有志が11日、同町野木、のぎ水辺の楽校の竹林で「竹明かり追悼式」を行った。「3・11 想(おも)いあう心」という文字の形に並べた約600本の竹の筒にろうそくを入れ、約150人の参加者が火をともした。

 企画したNPO法人理事長原田孝之(はらだたかゆき)さん(47)は「今日は、亡くなった人の分まで一生懸命生きることを誓う日にしてほしい」とあいさつ。参加者は震災直後の様子や支援活動の映像を見ながら、被災地に思いを寄せた。

 ボランティアとして参加した茨城県古河市中田、会社員長谷川良治(はせがわりょうじ)さん(24)は昨年、宮城県気仙沼市で高校生の語り部の話を聴いた。「家族や友人を津波で亡くし、苦労しても頑張っている人がいるということが、今日来た人に伝われば」と話していた。