県の制度に登録している避難者数の推移

 東日本大震災は11日、発生から10年となる。東京電力福島第1原発事故などによって避難を余儀なくされ、県の制度に登録する避難者は10日時点で2756人と、現在もピーク時から14%減にとどまっている。年月の経過とともに本県に生活が根付き、故郷への帰還が難しくなっているとみられる。一方、制度への登録は任意で、登録終了を届け出ずに転居する避難者もいるといい、避難の実態把握は難しくなりつつある。

 県は2011年3月から県在宅避難者登録制度を開始した。避難所以外の在宅避難者が避難先の市町に届け出ると、避難元の自治体からの情報提供や避難者同士の交流につながる支援などを受けられる。