中学校で行われた「ふれあい文化教室」和楽器の授業(文化協会提供)

 【宇都宮】市文化協会(赤澤豊(あかさわゆたか)会長)の文化芸術派遣事業「ふれあい文化教室」が本年度、スタートから20年を迎えた。小中学校に講師を派遣して文化を伝える授業で、新型コロナウイルス禍ながら本年度も104回開催。新年度からは新たなステップとして、大人への派遣も視野に入れる。

 同協会が和楽器分野の第一線で活躍する講師を派遣する同教室を立ち上げたのは2001年。02年度の小中学校学習指導要領(音楽)改定で和楽器を活用した音楽表現や鑑賞、伝統音楽などを授業に取り入れることになったことに先立ち、始動した。

 11年度からは公益財団法人「うつのみや文化創造財団」が共催となり、茶道や華道、書道、短歌、俳句、川柳、版画、ジャズ、バレエ、ダンス、声楽といった幅広い分野の派遣が可能になった。学校からの多様な要望にも応えられるようになり、19年度は当初の目標であった市内全小中学校での開催を達成した。