JR宇都宮駅東側で整備が進む次世代型路面電車(LRT)の概算事業費増大を巡り、宇都宮市が2018年12月に約172億円の増額を試算していたことが9日、分かった。下野新聞社の情報公開請求に対し、市が内部文書を開示した。佐藤栄一(さとうえいいち)市長は今年1月、精査後の数字として事業費増大を発表したが、昨年11月の市長選前に市内部で多額増大の可能性を把握していたことが判明。情報開示の在り方が問われる事態となっている。

 市は当初、市分事業費を412億円としていたが、今年1月に191億円増の603億円になると公表した。