卒業する児童生徒らが見守った花火

 上三川町の小中学校を巣立つ児童生徒のための記念行事「思い出プロジェクト 花火フェスタ」が9日夜、蓼沼緑地公園で行われ、卒業生と保護者が3月の夜空に咲く大輪の花を楽しんだ。

 同フェスタは、町建設事業協同組合の地域貢献活動。高田和幸(たかだかずゆき)代表理事(55)らが「コロナ禍で学校行事が中止や縮小された小中学生のために、思い出になるものを」と町に花火大会の開催を提案した。

 打ち上げは、上三川中3年の片柳心咲(かたやなぎみさ)さん(15)ら3中学校の代表が、カウントダウンに合わせ点火ボタンを押してスタート。「スターマイン」や「八重芯変化菊」などの大玉が次々と打ち上げられ、夜空を焦がすと、会場から大きな歓声が上がった。

 打ち上げを担当したのは、水戸市の日本屈指の花火師野村陽一(のむらよういち)さん(70)。小学生の代表が先月、野村さんの工場を見学し、尺玉に「希望を胸に 結びて学ぶ」など、各校の思いを書いていた。卒業生は小学校301人、中学校308人。