農林61号を使ったパンを食べる高橋代表(右)

育成具合をそろえる「麦踏み」をするメンバーら

農林61号を使ったパンを食べる高橋代表(右) 育成具合をそろえる「麦踏み」をするメンバーら

 地域の農業者や観光業者らでつくる「なすとらん倶楽部(くらぶ)」(高橋雄幸(たかはしゆうこう)代表)は、かつて那須町千振地区で盛んだった小麦の栽培を復活させ、地元の素材を使ったパンを作る「那須パン麦プロジェクト」に取り組んでいる。2月下旬には苗の育成に欠かせない「麦踏み」作業とパンの試食会を開いた。メンバーらは地元産のパンによる地域活性化を目指す。

 同倶楽部によると、千振地区は戦後、開拓が進んだが、気温の低さから稲作に向かず、当時は小麦「農林50号」などを育てて作ったパンを主食にしていた。現在は酪農が盛んで、小麦の産地ではないという。