日光白根山(2578メートル)で有史以降最大規模の1649年の噴火が従来の推定を大幅に上回る規模だった可能性が高いことが、国立研究開発法人「産業技術総合研究所」(茨城県つくば市)の調査で分かった。

 従来知られていたより広範囲に火山灰などが降っていたことが判明し、高温のマグマと地下水が接触し爆発する「マグマ水蒸気噴火」だったとの見方が有力となった。日光白根山火山防災協議会が3月末をめどに作成を進めている火山ハザードマップにも反映される予定だ。

 日光白根山は有史以降、少なくとも4回噴火したとされる。いずれも熱せられた地下水が噴き出す「水蒸気噴火」とみられ、最も古い1649年噴火が最大規模と考えられてきた。