東日本大震災の被害を伝える新聞記事や写真が並ぶ会場

 【宇都宮】企画展「あの日を忘れない あれから10年、東日本大震災」が17日まで、東図書館で開かれている。東北地方や県内の被害を伝える資料や図書約40点を紹介している。

 1階入り口近くのボードには、震災翌日の新聞記事が3枚並ぶ。当時、書架が倒れて本が散乱した同館や河内図書館の様子を収めた写真も展示している。

 2階廊下では、国土交通省関東地方整備局から提供されたパネルを展示。地震規模マグニチュード9・0、太平洋沿岸を最大40メートルの津波が襲った大震災の被害を「観測史上最大」の文字とともに解説している。

 教訓を伝える「震災伝承施設」として、津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」、震災遺構となっている仙台市の旧荒浜小などを紹介している。

 震災を振り返る本の特集コーナーには、防災に関する本も並んでいる。同館の担当者は「節目の年。震災、防災について改めて考えて、本を手に取る人もいるかもしれない」と期待している。

 午前9時半~午後7時。(問)同館028・638・5614。