大雨の翌日、この時期にしては水量が多い龍門の滝とその上を通るアキュム

滝の中段の大釜を指さす沢村さん

大蛇が7巻半したと伝えられる、太平寺仁王門

観光ガイドの沢村さん

大雨の翌日、この時期にしては水量が多い龍門の滝とその上を通るアキュム 滝の中段の大釜を指さす沢村さん 大蛇が7巻半したと伝えられる、太平寺仁王門 観光ガイドの沢村さん

 【那須烏山】市内有数の観光名所で、龍神がすむとの民話が残る「龍門の滝」。四季折々に見せる美しい風景に加え、4月には隣接する龍門ふるさと民芸館がリニューアルオープンするため、さらに多くの人でにぎわいそうだ。観光ガイドを務める沢村俊夫(さわむらとしお)さん(67)の案内で、滝の特徴や見所を紹介する。

 JR烏山線滝駅から徒歩5分。龍門の滝は市内を流れる江川にある高さ約20メートル、幅約65メートルの滝だ。渇水期の現在は褐色の岩盤の多くがむき出しになることが多いが、大雨の直後など水量が多い時は、滝の流れる範囲が広く豪快に落ちる。

 沢村さんによると、滝の岩盤は1700万~1800万年前の地層だという。周囲の砂岩や泥岩より硬く、悠久の時を経た川の流れの浸食により、現在の形になったとされる。

 滝の中段には直径約4メートルの「大釜(男釜(おがま))」と、約2メートルの「小釜(女釜(めがま))」と呼ばれる二つの浸食穴がある。