夜間中学の開校へ向けて議論する宇都宮大の教員や県内PTAメンバーら=2月27日午後、宇都宮市

 戦争や貧困、不登校などで義務教育を十分に受けられなかった人や外国人らの学び直しの場として期待される自主夜間中学の9月開校を目指し、宇都宮大の教員や県内中学校のPTAらでつくる団体が準備を進めている。7日に「とちぎに夜間中学をつくり育てる会」を発足し、発足記念集会を開く。代表で宇大国際学部の田巻松雄(たまきまつお)教授(64)は「将来的には公立夜間中学の設置を自治体に働き掛けていきたい」としている。

 国は各都道府県に少なくとも1校の公立夜間中学の設置を促しており、現在は10都府県に34校ある。本県は未設置で、県が需要や課題などを調査検討している。自主夜間中学はボランティア団体などが運営する。