製品化された焼き芋「つぼやきいも こがねちゃん」を手にする小堀宮司

小堀宮司自作の焼き芋器の内部。七輪の炭の熱で、篩(ふるい)に載せた芋を下から85度ほどで熱する

製品化された焼き芋「つぼやきいも こがねちゃん」を手にする小堀宮司 小堀宮司自作の焼き芋器の内部。七輪の炭の熱で、篩(ふるい)に載せた芋を下から85度ほどで熱する

 「八雲さん」などと呼ばれて親しまれる茂木町中心市街地の八雲神社の小堀真洋(こぼりまさひろ)宮司(48)が自作の焼き芋器を使い「壺(つぼ)焼き」の手法で焼いた焼き芋が、ひそかな人気を集めている。境内で定期的に開いてきたマルシェに触発され、「街なかににぎわいを」と生み出した素朴でささやかな「神社スイーツ」だ。

 「これで特許が取れたらいいんですけど」。容量90リットルの大型ブリキ缶を使い小堀宮司が考案した焼き芋器は、買えば1台20万円ほどと高値の壺焼き用窯の代用品だ。市販の道具を組み合わせ、試行錯誤の末、材料費5万円ほどで実用に堪える焼き芋器に仕立てた。