手作業で丁寧に作られ、ずらりと並ぶ桜餅=3日午前10時半、宇都宮市泉が丘2丁目

 春の代表的な和菓子「桜餅」の製造作業が、県内菓子店で進んでいる。「桃の節句」の3日、宇都宮市泉が丘2丁目の柏屋菓子店の厨房(ちゅうぼう)は餅であんを包む作業などに追われた。

 同店ではもち米で作る桜餅「道明寺」を1月から販売。ひな祭りの時期には、小麦粉などを使った薄皮であんを包む桜餅も併せて作っているという。

 この日、2代目店主富田親雄(とみたちかお)さん(71)ら従業員が、道明寺約400個を手作り。桃色の生地にあんを込め、塩漬けにした桜の葉で丁寧に包んでいった。

 富田さんは「伊豆の大島桜の葉と山形県産のもち米を使用し、こだわった桜餅。葉も一緒に食べてほしい」と話した。