新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、県は2日の県議会生活保健福祉常任委員会で、国から4月5日以降の3週間で配分される高齢者向けのワクチンは約1万人分であることを明らかにした。同月26日以降には順次、高齢者全員に行き渡るよう配分される見通しで、県の担当者は「4月初めは一部市町で先行的に、下旬以降は全ての市町で、安全に接種できるようにしていく」と説明した。

 県内の65歳以上は約55万5千人。県は先行的に接種する高齢者について「市町の意向と接種体制の準備状況を確認しながら調整していく」とした。県によると、先行接種は本格的な接種に備え、接種体制の確認や課題の共有を図る意味合いもあるという。

 一方、3月に始まる医療従事者への優先接種で、同月中に配分されるワクチンは約1万3600人分であることも明かした。県内で優先接種対象の医療従事者は約6万7千人。