渋井陽子さん(所属会社提供)

 東京五輪聖火リレー栃木県実行委員会は2日、本県を走る聖火ランナー192人のうち、県実行委推薦ランナー53人とルートの詳細を改めて発表した。ランナーは国学院栃木高出身でラグビー日本代表の田村優(たむらゆう)選手(32)ら3人が日程や業務の都合で辞退し、那須塩原市出身で2008年北京五輪に出場した陸上の渋井陽子(しぶいようこ)さん(41)らを新たに選出した。遊覧船や自転車を用い、世界遺産などを組み込んだルートは変更しない。

 本県リレーは28、29の両日、16市町約35・7キロを県実行委と大会スポンサーがそれぞれ推薦した計192人が走る。ランナーは延期前に決定していた人が優先的に選ばれる。

 今回の県実行委推薦ランナーでは田村選手がリーグ戦の日程と重なり、辞退を申し出た。渋井さんのほか、野木町出身の小野真由(おのまゆ)さん(21)、壬生町在住の医師渡辺(わたなべ)はるかさん(28)を新たに選出した。

 この他の顔ぶれは変わらず、バスケットボールB1宇都宮ブレックスの田臥勇太(たぶせゆうた)選手(40)や、東京五輪に出場する自転車ロードレース宇都宮ブリッツェンの増田成幸(ますだなりゆき)選手(37)が参加。鹿沼市出身でロンドン五輪卓球女子団体銀メダリストの平野早矢香(ひらのさやか)さん(35)らオリンピアン4人とパラリンピアン3人も走る。

 初日は28日午前9時15分に足利市総合運動公園を出発し、国宝の鑁阿寺(ばんなじ)本堂前を通過。茂木町で真岡鉄道のSLと並走し、栃木市では蔵の街を遊覧船で下る。2日目の29日は那須町をスタートし、日光市では世界遺産「日光の社寺」を走り抜ける。宇都宮市では大通りを自転車で疾走し、午後8時3分に県庁へ到着する。