食味会で肉を取り分ける早坂料理長(左から3人目)ら

食味会で提供された「もてぎ放牧黒毛和牛」のブロック

食味会で肉を取り分ける早坂料理長(左から3人目)ら 食味会で提供された「もてぎ放牧黒毛和牛」のブロック

 茂木町で子牛を放牧で育てる畜産農家が生産した「もてぎ放牧黒毛和牛」の肉の食味会が、宇都宮市内のフランス料理店で開かれた。安全で時代に合った食味と耕作放棄地を放牧に使うSDGs(持続可能な開発目標)の理念が、腕利きの料理人たちを引きつけた。日光市に昨夏開業した高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」が調達の意向を示すなど、ブランド化に道筋がついた。

 「ここから革命が起こせるかもしれない」。生産者の茂木町小井戸、瀬尾ファーム代表の瀬尾亮(せおまこと)さん(66)は笑顔で手応えを口にした。