豊富な総菜が並ぶ「三ッ星キッチン大田原店」=2月中旬、大田原市

 総菜・弁当販売のミツボシフーズ(那須塩原市鍋掛、星聡(ほしさとし)社長)は、直売店「三ッ星キッチン」の多店舗化を進めている。グループ会社で総菜・弁当の製造を担うダルマフーズ(同、星勝(ほしまさる)社長)がコロナ禍で取引が激減する中、「デパ地下のクオリティーをスーパーの価格で提供」との方針が顧客の支持を得て、昨年10月以降、出店ペースを加速している。

 両社の主要取引先は観光地のホテル・旅館。那須町の那須温泉、日光市の鬼怒川温泉、福島県の裏磐梯などのホテル・旅館にきんぴら、肉じゃがなど主に朝食向けの煮物料理を納入していた。その売り上げは全社の約5割を占めていた。

 しかし昨年4、5月、コロナ禍で需要が半分以下に落ち込んだ。このため、ミツボシフーズが2018年、フードロス解消を目指してダルマフーズの工場脇に設けた三ッ星キッチンを活用することにした。