「体験王国」で魅力向上を ブランド研究所の田中社長が講演 しもつけ21フォーラム

 しもつけ21フォーラム(下野新聞社主催)の3月例会が7日、宇都宮市内で開かれ、ブランド総合研究所社長の田中章雄(たなかあきお)氏(58)が「めざせ!体験王国 栃木ブランド向上の決め手」と題して講演した。

 田中氏は、同研究所による「地域ブランド調査2017」の「魅力度47都道府県ランキング」で本県が下位に低迷している状況を紹介。「日光という魅力的なシンボルがあるのに、日光ファンを取り込めていない」と分析し、日光プラスアルファの観光意欲を県外で高める重要性を強調した。

 さらに本県の地域資源に対する評価に触れ、「自然、温泉、歴史、食材への評価は高いが、栃木の魅力を引き上げるほどではない」と述べた。

 魅力を具体的に伝える方策として、「食農体験」の重要性を挙げた。「体験がブランドの価値を生み出す。栃木は東京から1時間の距離で、体験するには絶好の場。いろいろな体験の仕組みを打ち出し、栃木の魅力を最大化してほしい」と提案した。