スーパー「オータニ」で販売される宇都宮グランドホテルの料理

 宇都宮グランドホテル(宇都宮市西原町、中村太三郎(なかむらたさぶろう)社長)は27日から、スーパーのオータニ(宇都宮市平出工業団地、大谷章(おおたにあきら)社長)の一部店舗で、中華料理や洋食の総菜販売を開始する。新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが落ち込む中、新たな収益源とする狙い。

 宇都宮グランドホテルは新型コロナの感染リスク低減を目的に、1月18日から全館休業中。3月に再開するが、売り上げの多くを占める企業や団体の宴会は、予約のキャンセルが相次ぐ。

 日常的に買い物客が訪れるオータニとの協業により、個人を中心とした顧客の新規開拓につなげる。オータニは「お客さまにホテルの味を手に取ってもらえる機会になる」としている。

 エビのチリソースなど中華料理4品と、ポークカレーなど洋食3品を販売する。販売店舗は中華料理が宇都宮市内5店舗、洋食は県内17店舗。価格はいずれも税別で、中華料理が480~680円、洋食は各550円。

 中華料理はホテル側が調理後に店舗へ配達する。洋食は冷凍した状態で納品し、店舗で湯煎して提供する。

 宇都宮グランドホテルの小林博昭(こばやしひろあき)副社長は「ホテルの味を多くの人に届けると同時に、新たにホテルを利用するきっかけにもつなげたい」と話した。