宇都宮大学確定志願者数

 文部科学省は24日、今年の国公立大2次試験の確定志願者数が42万5415人だったと発表した。昨年より1万4150人減り、募集人数に対する倍率は0・1ポイント低い4・3倍。志願者数、倍率ともに大学入試センター試験が始まった1990年以来、過去最低となった。前期日程は25日から始まる。

 宇都宮大は全5学部の募集人員716人に対し志願者数は1591人で、倍率は前年の2・5倍を0・3ポイント下回る2・2倍となった。学部別では地域デザイン科学部が2・7倍で最も高かったものの、前年を0・8ポイント下回った。他は共同教育学部2・5倍、国際学部と農学部が各2・3倍、工学部1・9倍だった。

 国立大(82大学392学部)の志願者は29万5931人で、倍率は3・8倍。公立大(90大学202学部)は12万9484人の5・9倍だった。

 学部系統別では、教員養成系3・6倍、農・水産系3・8倍、医・歯系4・5倍は、昨年と同じ。人文・社会系は0・3ポイント減の4・4倍、理工系は0・1ポイント減の4・2倍で、薬・看護系が5・2倍と0・1ポイント上昇した。

 大学別で高倍率だったのは、国立大が東京芸術大7・2倍、電気通信大6・6倍、上越教育大6・3倍など。公立大は、下関市立大の10・9倍がトップだった。新型コロナウイルス感染症のため、個別学力試験を取りやめて大学入学共通テストの成績などで合否を決める横浜国立大は3・2倍、宇都宮大は2・2倍だった。

 共通テストの成績で門前払いする「二段階選抜」は、前期日程で24大学37学部が実施し、2139人が不合格。中・後期日程は24日時点で13大学20学部が実施し、不合格者は2520人だった。

 2次試験の中期日程は3月8日から、後期日程は3月12日以降実施する。

■宇大「これまでと同じ基準で判定可能」

 新型コロナウイルスの影響で個別学力検査(2次試験)を中止した宇都宮大の池田宰(いけだつかさ)学務担当理事は、受験者数が昨年に比べて減少したことについて「18歳の人口が減っているということもあるが、個別学力検査の対面での実施を中止した影響が無いとは言い切れない」と受け止め、「受験層がどう変わったかは今後丁寧に解析する」とした。

 25日から大学入学共通テストの結果や受験生から提出された実技の動画などを基に、合否判定の作業に入る。池田理事は「面接ができないなど試験のやり方は変わったが、これまでと同じ判定基準で合否判定はできると考えている」と話した。