「ミャンマーには国際社会の支援が必要」と語るアウンさん(右)とカインさん=栃木市柳橋町

 ミャンマーで国軍が実権を握った1日のクーデターから3週間あまりが経過した。栃木県内の専門学校に通う同国出身の学生は国軍の暴挙に心を痛め、憤り、「ミャンマーで起きていることを世界中の人に知ってほしい」と国際社会の支援を願った。同国に滞在中の本県関係者は国軍に対する市民らの抗議デモの広がりを目の当たりにし、「彼らの心の悲痛な叫びを感じる」と思いやった。

 栃木市柳橋町の「ヤマトファッションビジネス専門学校」で学ぶ4年のシ・ト・アウンさん(34)とインジン・カインさん(31)は、ミャンマー最大の都市ヤンゴン出身だ。

 報道や会員制交流サイト(SNS)などを通じ、クーデターの経緯や相次ぐ抗議デモなどの情報収集に奔走している。2人は、拘束が続く国家顧問のアウン・サン・スー・チー氏を「過去の度重なる自宅軟禁にも耐えた。国民のために努力してくれる、信頼できるリーダーだ」と尊敬する。