日没後に赤く燃える山肌=午後6時5分、足利市西宮町

日没近くまで行われた自衛隊ヘリの散水=23日午後5時10分、足利市西宮町

煙で視界不良の中続く自衛隊ヘリの消火活動=23日午前9時50分、足利市大正町

発生現場から離れた尾根に延焼=23日午後10時5分、足利市西宮町

尾根に広がり下降する山林火災=24日午前0時45分、足利市西宮町

日没後に赤く燃える山肌=午後6時5分、足利市西宮町 日没近くまで行われた自衛隊ヘリの散水=23日午後5時10分、足利市西宮町 煙で視界不良の中続く自衛隊ヘリの消火活動=23日午前9時50分、足利市大正町 発生現場から離れた尾根に延焼=23日午後10時5分、足利市西宮町 尾根に広がり下降する山林火災=24日午前0時45分、足利市西宮町

 足利市西宮町で21日に発生した山林火災は23日も、両崖山南西の斜面などで延焼を続けている。足利市は同日午後3時すぎに同所の54世帯、同8時すぎに東側斜面に接する本城地区18世帯に避難勧告を発令した。

 市などによると延焼範囲は22日時点で約10ヘクタール。23日は強風と煙の影響で確認できていない。現場指揮本部によると火は、現場南西側の本経寺まで約200メートル、南側の梅の名所「西渓園(せいけいえん)」まで約100メートルに迫っているという。住宅や住人への被害は確認されていない。

 23日は早朝から自衛隊ヘリ2機が散水を再開したが、強風のため午前10時すぎから約5時間中断した。地上の同市消防本部と消防団が車両22台、延べ181人態勢で消火活動に当たった。

 西宮町の避難所「市さいこうふれあいセンター」には午後7時現在、10世帯21人が避難している。事務所は忙しく電話が鳴り、市職員がスペース作りなどに追われた。西渓園近くの同所、無職佐藤昭三(さとうしょうぞう)さん(92)とタカさん(88)夫妻は「毛布3枚と常備薬を持ち、厚着をして慌てて出てきた。あす朝の状況が心配」と不安を募らせていた。