田中島課長(左)に署名を手渡す鳥飼共同代表理事=22日午後、県議会棟

 先月、女子高校生が小山市の商業施設内のトイレで出産直後の男児を殺害したとして逮捕された事件を受け、小山市東山田のNPO法人「そらいろコアラ」は22日、予期しない妊娠の相談窓口「にんしんSOS」の設置を県に求め、インターネットを通じて集まった1万6503人分の署名を福田富一(ふくだとみかず)知事宛てに提出した。自治体で妊娠に特化した相談窓口を設置していないのは関東で本県のみ。コロナ禍で10代の妊娠相談が全国的に急増する中、本県に相談先の整備を求める機運が高まっている。

 同法人は県内外の小児科医や助産師、保育士など多職種の有志によって昨年10月に設立され、無料通信アプリLINE(ライン)で妊娠や出産、子育ての相談事業を行っている。1、2月は22日現在、計12人から相談を受け、うち10代の4人から妊娠に関する相談があったという。