発掘現場をのぞき込む説明会の参加者。手前の木の根元には円筒埴輪が見える

 41年ぶりの大規模な発掘調査が行われている小山市飯塚の国指定史跡摩利支天塚(まりしてんづか)古墳で一般対象の現地説明会が21日開かれ、131人の考古学ファンが土の中からのぞく埴輪(はにわ)を写真に収めたり、発掘担当者の説明を熱心に聞いたりして古代のロマンを楽しんだ。

 同古墳は墳丘の長さが約120メートル、高さ11メートルの県内で最大級の前方後円墳。発掘は市文化振興課が担当し昨年度、後円部の調査に着手。本年度は前方部の周縁部を中心に発掘調査した。保護対策のため古墳の形状について詳細なデータを収集することが目的で、謎となっている埋葬者に関する資料は見つからなかった。