アマビエ、アマビコ像と制作した山口さん

 木彫りの仏像を作り続けている足利市松田町、山口千二(やまぐちせんじ)さん(81)は昨夏以降、新型コロナウイルス感染拡大で注目された疫病を払うとされる妖怪「アマビエ」像を制作し、各地の寺院などに寄贈している。

 姿形はテレビや書籍を参考にする一方、「架空の存在だから」と、くちばしの長さや頭髪部が外れるようにするなど1体ごとに異なる工夫を加えている。ルーツは同じとみられる「アマビコ」も制作した。

 これまで10体以上を彫り上げ、市内の宗泉寺、徳正寺や徳島県の城満寺などに納めた。「合掌する人もいると聞き本当にありがたい。アマビエ像を見て『マスクをしよう』『手を洗おう』と思ってもらえたらいい」と願っている。