タイの焼きそば「パッタイ」とチャーハンがセットになった弁当

 「コロナ禍で海外旅行ができないならば、食で世界を旅しよう」。思い立ったが吉日。昨年オープンしたタイ料理店の扉を開いた。

Web写真館に別カットの写真

 嗅覚を刺激するスパイスの心地よい香り。オーナーでタイ出身の人見(ひとみ)ルンラさん(57)は優しい笑顔で迎えてくれた。まるで「ほほえみの国タイ」に来たかのよう。店名のイサーンは豊かな食文化で知られるタイ東北部の地方の名前で、腕を振るうナムデン・ピセさん(44)の出身地だ。

 メニューはどれもテークアウトができる。中でも人気なのはタイの焼きそば「パッタイ」とチャーハンがセットになったボリューム満点の弁当(税別1千円)。香辛料も別添えされていて、激辛好きの記者にはうれしいこだわりだ。

 唐辛子を振りかけ、レモンを搾ったパッタイは“甘、酸、辛”が絶妙に合わさり極上。チャーハンもコクがあって食べる手が止まらない! 額にじわりと汗をかきながら、ぺろりと平らげた。聞けばピセさんは首都バンコクのホテルで20年以上経験を積んだという。そりゃ本格的でおいしいはずだ。

 イサーン地方の名物ソムタム(青パパイアのサラダ)とガイヤーン(鶏の炭火焼)も今度味わおう。大満足のグルメ旅。気付けば手を合わせてタイ語でコップンカー(ありがとう)と唱えていた。

 メモ 宇都宮市下戸祭2の15の21TSビル1階▽営業時間 午前11時~午後3時、午後5時~10時(時短営業中)▽定休日 水曜▽(問)028・307・8418