焼失した足利家旧長屋門を調べる署員ら=18日午前9時20分、さくら市葛城

足利家旧長屋門(さくら市ミュージアム荒井寛方記念館提供)

焼失した足利家旧長屋門を調べる署員ら=18日午前9時20分、さくら市葛城 足利家旧長屋門(さくら市ミュージアム荒井寛方記念館提供)

 18日午前1時ごろ、さくら市葛城、無職男性(92)方の長屋門から出火、約54平方メートルを全焼した。焼け跡から1人の遺体が見つかった。さくら署は、遺体は連絡が取れなくなっている男性とみて身元の確認を急いでいる。焼失したのは市指定文化財の「足利家旧長屋門」で、市内に唯一残る足利氏由来の建造物だった。

 長屋門は幅14.2メートル、奥行き7.2メートル。江戸時代に建てられ、現在の市喜連川庁舎付近の喜連川家居館にあったものを移築した。門の中央には足利氏の家紋「丸に二つ引き」が取り付けられていた。1972年9月に市指定文化財となった。