宇都宮市内の霊園で依頼を受けて妻を殺害したとして、嘱託殺人罪に問われた宇都宮市下岡本町、無職増渕昌(ますぶちしょう)被告(88)の判決公判が17日、宇都宮地裁で開かれた。山下博司(やましたひろし)裁判官は「くむべき点もあるが、息子などに相談することなく犯行に及んだのは相応の非難に値する」とし懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 山下裁判官は「増渕被告が被害者から『早く死にたい』と言われるなどし、心中しようと犯行に及んだ」と認定した。

 判決によると、増渕被告は2020年8月15日朝、同市中岡本町の霊園で依頼を受けて妻=当時(89)=の首をロープで絞め、翌日早朝に死亡させた。