ラジオ番組のために酪農家に取材する生徒ら

 【那須】町内の中学生7人が那須地域で生産されるブランド牛「那須和牛」を紹介するラジオ番組づくりに挑戦している。町を知り、郷土愛を深め、コミュニケーション能力を育くんでもらおうと、町の教育委員会と農林振興課、エフエム栃木(レディオベリー)が協同で取り組む事業で、番組名は「なす Teen’S Radio Project 愛と努力の結晶、那須和牛」。21日午後7時から生放送され、7人が出演する予定だ。

 この取り組みは、2018年度から毎年行っており、今回で3回目。番組では町の農畜作物を紹介しており、1年目はチーズ、2年目はイチゴを取り上げた。今回は那須中から2人、那須中央中から5人が参加し、今年は特産品として那須和牛を扱うことにした。

 7人は1月から、同ラジオ局で活動するラジオパーソナリティーで企画の中心となっている久保田彩乃(くぼたあやの)さん(35)から、発声の仕方や取材の方法などを学んできた。 

 同30日には、生徒らは町内の那須和牛の関係者を取材した。繁殖や肥育などを手掛ける畜産農家2軒と、那須和牛を扱う精肉店を訪問。生徒らは「那須和牛の良いところは何ですか」「仕事をしていてうれしいこと、感動することはありますか」といった質問を関係者らに投げかけ、インタビューした。

 取材を終えた那須中1年相馬宙翔(そうまひろと)さん(13)は「家で那須和牛を育てているけれど詳しくは知らなかった。うまくインタビューできた」と自信をのぞかせた。

 7人は放送当日、ラジオ局の見学をした後に番組に臨む。番組は55分間で、ナビゲーターの久保田さんが進行。インタビュー取材の様子を織り交ぜながら、生徒らが取材の感想などを語る予定だ。

 那須中央中2年平山心優(ひらやまみゆ)さん(14)は本番に向け、「聞かれたことにきちんと答えて、番組を大成功させたい」と意気込んでいる。