整理券を配布して入場を制限した確定申告の会場=16日午前、宇都宮市

 2020年分の確定申告の受け付けが16日、本県を含む全国の税務署や特設会場で始まった。コロナ禍を受け、今回は全国で入場整理券を配布して入場を制限し、来場者の「密」を避けるなど、感染防止の取り組みを強化している。

 県内では宇都宮など3税務署が特設会場を設置し、5税務署が各税務署で確定申告を受け付けている。宇都宮税務署は例年通り、宇都宮市元今泉6丁目のマロニエプラザに確定申告会場を開設した。

 当日配布の整理券を受け取った人や無料通信アプリ「LINE(ライン)」で事前発行した納税者が時間帯別に会場へ入り、手続きを行った。同市飯山町、農業手塚武(てつかたけし)さん(66)は「コロナ禍で何らかの手だては必要。密にならずにすんなり手続きできた」と話した。

 同税務署は入場制限により、初日のマロニエプラザの来場者は例年の2~3割減だったとしている。また感染リスクの低減のため、国税電子申告・納税システム(e-Tax)の積極的な利用を呼び掛けている。