オンライン英語研修で交流する宇都宮大とマレーシア・サラワク大の学生ら

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で留学などの国際交流が困難な状況が続く中、宇都宮大とマレーシアのサラワク大が15~20日にかけてオンラインの英語研修に取り組んでいる。

 宇大が昨年から強化している、コロナ禍での新しい国際交流プロジェクトの一環。サラワク大とは2017年に協定を結んで以来、毎年2月に宇大の学生が現地に約2週間滞在して英語力を磨き、多文化共生の意義を学ぶのが恒例だった。

 しかし今年はコロナ禍で海外渡航が難しくなり、両大はオンラインで研修会を開催することにした。サラワク大の教員らが講師を務め、午前と午後に分けて集中的に英語を学んでいる。

 研修に参加している宇大の学生22人はサラワク大の学生とサポートし合いながら、互いの歴史や文化などの知識も深めている。宇大農学部1年小山絢也(こやまじゅんや)さん(19)は「実際に現地で講義を受けているような感覚だった。サラワク大の学生による学校紹介も充実した内容だった」と話した。

 両大学の橋渡し役を担う同学部の大久保達弘(おおくぼたつひろ)教授(61)は「サラワク大とはこれまでの現地研修で信頼関係が構築されており、オンラインでの交流もスムーズに進んでいる」と強調。「コロナ禍が落ち着いた際には再び現地に学生を連れて行きたい」と願った。