2022年度以降、入学生の募集を停止する宇都宮文星短大=16日午前、宇都宮市上戸祭4丁目

2022年度以降、入学生の募集を停止する宇都宮文星短大=16日午前、宇都宮市上戸祭4丁目

2022年度以降、入学生の募集を停止する宇都宮文星短大=16日午前、宇都宮市上戸祭4丁目 2022年度以降、入学生の募集を停止する宇都宮文星短大=16日午前、宇都宮市上戸祭4丁目

 学校法人宇都宮学園(上野憲示(うえのけんじ)理事長)は16日、宇都宮市上戸祭4丁目の宇都宮文星短大(中山御由(なかやまみよし)学長)について、2022年度以降の学生募集を停止すると発表した。21年度に入学した学生が卒業する23年3月に閉学する。18歳人口の減少や四年制大学志向の高まりを受け、定員割れが続き、経営を続けることが難しくなった。閉学後は、新たな教育施設を設置する方向で検討している。

 同短大は1989年開学。文星芸術大開学翌年の2000年に「美術学科」、07年に「文化学科」を廃止し、現在は「地域総合文化学科」のみの単科大となっている。

 担当者によると、近年の入学者は定員100人に対し、18年度が80人、19年度61人、20年度37人と減少していた。21年度の学生募集は定員を70人に変更したが、15日時点で入学申込者は46人となっている。国の基準により、入学者数に応じて人件費などを削減することが難しく経営を圧迫していたという。

 16日、上野理事長と中山学長はホームページに連名で「在学生が充実した学生生活を最後まで送れるよう引き続き万全の体制で取り組む」とのコメントを出した。

 一方、閉学後は、社会人が学び直す「リカレント教育」などに対応した専門学校を新設するとともに、サテライトキャンパスを併設させ、学生だけでなく地域住民も利用できるよう、検討を進めている。