交通安全を祈願する地元町会の代表者ら

開通した安蘇川橋

交通安全を祈願する地元町会の代表者ら 開通した安蘇川橋

 2019年10月の台風19号で被災した秋山川に架かる安蘇川(あそがわ)橋の復旧工事が終了し、16日に佐野市多田町の同橋上で開通式が行われた。栃木県によると、台風の影響で通行止めとなっていた市内の橋が通行を再開するのは初めて。

 同橋は県道栃木田沼線の橋梁(きょうりょう)で、全長約97メートル、幅約4メートル。台風19号の大雨で橋脚の一部が沈下し、橋面に約40センチの段差ができたため通行止めとなっていた。工事は昨年3月に始まり、被災した橋の中央部分約18メートルの復旧が進められた。総事業費は護岸工事も含め約1億4千万円。

 開通式には、地元町会の代表者や県、工事関係者ら約20人が出席。県安足土木事務所の分田久貴(わけだひさよし)所長が工事の概要を説明し交通安全が祈願されると、午前11時に1年4カ月ぶりの通行が再開された。

 市によると、台風19号で被災し通行止めとなっている市内の橋はこのほか4河川で計7カ所あり、市の担当者は「22年度中の復旧を目指したい」としている。