収穫期を迎えたフキノトウ=16日午前11時5分、那珂川町三輪

 早春の訪れを告げるフキノトウの収穫作業が、栃木県内有数の産地・那珂川町の農家で最盛期を迎えている。

 那珂川町三輪、農業小森(こもり)ユワさん(84)は1988年に栽培を始め、今は約30アールの畑で生産している。16日は青空の下、地面から顔を出した数センチの黄緑色のフキノトウを、小森さんが包丁で次々と刈り取っていった。

 今季は秋からの少雨の影響で、例年より収量が少なく形も小さめだが、味や香りなどの品質は高いという。小森さんは「天ぷらやふきみそのほか、砂糖じょうゆで煮てもおいしいですよ」とほほ笑んだ。収穫は今月末まで続く。