県は15日、栃木市で回収した野鳥のハヤブサ1羽を県南家畜保健衛生所で簡易検査した結果、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表した。県内では今季初めての確認。

 農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)に確定検査を依頼し、高病原性の型であるかなどを調べる。高病原性ウイルスが確認されれば、2017年2月に那須塩原市で回収された野鳥のオシドリ以来となる。結果判明には1週間程度かかる見込み。

 県によると、15日午前、ハヤブサが水辺で死んでいるのを野鳥観察中の一般人が発見した。ハヤブサはウイルスへの感染リスクが高いとされ、県は「検査優先種1」に設定している。同日午後には県南家畜保健衛生所が簡易検査した。

 陽性反応を受け、県は回収場所を消毒した。また、発見場所から半径10キロ以内で野鳥の監視を強化するなどの対応を始めた。立ち入り検査や電話確認の対象となる半径3キロ以内に家禽(かきん)飼養者はいなかった。