船田章氏

 元小山市長の船田章(ふなだあきら)さんが15日午前2時10分、老衰のため同市松沼の船田内科外科医院で死去した。99歳。小山市出身。自宅は同市松沼。通夜は22日午後6時から、告別式は23日午前10時半から共に小山市外城(とじょう)717の1、小山聖苑で。喪主は長男隆(たかし)さん。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、式場内の着座は親族のみに限定する。

 1944年に軍医となった船田さんは太平洋戦争で台湾に出征した経験を持つ。戦後は医院を開業し、88年から2000年まで小山市長を3期12年務めた。

 「憲法9条は世界に誇れる」との思いから、在任中の92年に平和都市宣言を行い、広島平和記念式典への中学生派遣事業も始めた。市長退任後は医業の傍ら、自身の戦争体験などを語る講演活動に尽力した。小山市4人目の名誉市民。