県北地域は15日、急速に発達した低気圧が日本付近を通過したことで強風が吹き、倒木や住宅への被害が相次いだ。最大瞬間風速は那須町で33.4メートルを観測した。

 那須塩原市によると、市道や県道など多数の道路での倒木が報告され、同市関谷の「塩原あかつきの湯」付近にある市道は太さ30センチの倒木によって約1時間半通行止めとなった。風にあおられた自動車のドアに頭をぶつけ、40代の男性がけがをした。

 県によると、住家被害は同市1棟のほか、大田原市1棟、那須町2棟の計4棟。それぞれ屋根や外壁が一部損壊した。また同町の600軒が停電した。

 宇都宮気象台によると、「強風のピーク時は午後5~7時ごろだった」と話した。