13日深夜に発生し本県で最大震度5強を観測した地震で、栃木県内の商業施設などでは商品の陶器類が割れたり、建物の一部が破損したりするなどの被害があった。停電の影響で操業をストップした工場もあった。

 那須塩原市のブリヂストンの那須工場と栃木工場は15日昼現在、地震後に発生した停電の影響で13日深夜から操業を停止している。建物の被害やけが人はないという。15日は両工場で生産設備などの点検作業をしており、同社広報部は「安全確認ができ次第、操業を再開する」としている。

 宇都宮市の東武宇都宮百貨店宇都宮本店やFKDインターパーク店、那須塩原市の那須ガーデンアウトレットなどの商業施設では、店舗や一部テナントの商品が落下し陶器類が割れた。ホームセンターのカインズ宇都宮テクノ店では店舗の天井の一部がはがれるなどの被害があった。

 家電量販店のコジマ(宇都宮市)は福島県内の店舗でガラスが割れたり、商品棚が破損したりする被害を確認した。コジマ×ビックカメラの郡山店、いわき店、福島店では店内の安全が確保できない状況と判断し、14日から店舗の出入り口のスペースのみで営業している。要望が多い小型テレビや電池などに商品を限定し、カタログを見てもらう形で接客対応している。

 一方、足利銀行は15日、ローンセンターを含む全営業店に今回の地震に関連し、融資やローンなどの相談窓口を設置した。土日祝日は県内7カ所のローンセンターで相談を受け付ける。