那須塩原-盛岡間の終日運休を伝える案内板=15日午前6時40分、JR那須塩原駅構内

 JR那須塩原駅構内では15日朝、那須塩原ー盛岡間の終日運休を知らせる掲示板や電光掲示板を立ち止まって見たり、JR職員に運行状況を尋ねたりする乗客の姿が相次いだ。

 始発の東北新幹線で仙台駅まで通勤している那須烏山市高瀬、公務員男性(42)はJR職員から1週間新幹線が動かないと聞き、「最悪の場合は仙台に宿泊して職場に通わなければいけない。普通列車で行くと5時間かかるので現実的じゃない」と頭を悩ませていた。

 都内に住む会社員男性(32)は仙台市の実家に帰省していたが、地震の影響で帰りの新幹線が急きょ運休となった。仙台駅では切符を買うこともできず、上りの新幹線が出ている那須塩原駅まで兄に車で送ってもらったという。「新幹線だけは止まらないでと祈ったが…。仙台から東京行きの高速バスも探したがどれも満席だった」と疲れた様子だった。

 新型コロナウイルス感染拡大の中、ダイヤの乱れによる混雑を懸念する乗客の声も。都内の病院へ通う大田原市本町2丁目、無職男性(66)は「今日は人が多い気がする。コロナ禍であまり人と接触しないよう気を付けてきたので心配だ」と不安そうな表情を浮かべた。