2021年度栃木市一般会計当初予算案

 【栃木】市は10日、2021年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は651億3千万円で、過去最大規模となった前年度比1・3%減。新型コロナウイルス対策関連事業に11億2800万円を充てたが、19年の台風19号からの災害復旧や市文化芸術館・文学館(仮称)整備などの事業の新築、改修工事がほぼ完了したため、17年度以来4年ぶりの減額に転じた。大川秀子(おおかわひでこ)市長は「財政健全化を図りながら、新型コロナ、災害に負けないまちづくりに取り組みたい」と述べた。

 新型コロナ関連事業は、売り上げが減少するなどした市内中小企業に最大2千万円を融資する「中小企業緊急景気対策特別資金」に10億5400万円を計上。前年度の3千万円から大幅な拡充となる。

 佐野市との連携で一部路線の延伸が決まったふれあいバス運行事業は3億2800万円。22年の「いちご一会とちぎ国体」に向けてのPRや市で開催する競技別リハーサル大会の事業は3億円。巴波(うずま)川、永野川の河川整備や測量などを行う雨水・浸水対策事業に1億600万円を充てた。