大谷石のオブジェを除幕する関係者

 【宇都宮】大谷町の大谷景観公園向かいの採石場跡地前に6日、大谷石製のオブジェ1基が設置された。

 宇都宮共和大シティライフ学部の西山弘泰(にしやまひろやす)専任講師(37)のゼミと文星芸大総合造形専攻立体分野との連携事業。同ゼミは2018年度から大谷地区の空き地や空き家の有効活用を目的に各種事業を実施しており、今回は「文化・芸術の雰囲気漂うクリエイティブな空間・大谷」の創造を目指した。

 設置したのは、文星芸大の卒業生鈴木亮翔(すずきりょうか)さん(24)が在学時に吉田利雄(よしだとしお)准教授(54)の指導で制作したオブジェ。大谷石の柔らかな感じを生かした高さ1・9メートルの現代彫刻で、題名は「居然」。鈴木さんは「大きな大谷石の前にあって、すごくなじんでいます」と喜んだ。吉田准教授は「大谷ならではの作品。学生の励みになります」と話す。

 市内の建設会社「渡辺建設」と「みどり」の2社が基礎設計、工事などで協力した。

 西山専任講師は「今回は第1弾。これからも作品を増やし、芸術のまち大谷をアピールしていきたい」と意気込んでいる。