中学校の部活動における各自治体の対応状況

 新型コロナウイルスの影響で制限されている中学校の部活動について、県内7市町が緊急事態宣言の解除後に独自の指針を設けていることが、9日までの下野新聞社の調べで分かった。宣言解除後も県の警戒指標が最高レベルの「特定警戒」であることなどを踏まえた。全面中止を継続する市もあり、部活動の本格再開はまだ先になりそうだ。

 新たに独自指針を設けたのは大田原、那須塩原、さくら、下野、佐野、那須、高根沢の7市町。

 全面中止期間を延長したのは2市町で、高根沢町は受験を控えた3年生への感染リスクを考慮し、3月7日まで延長。佐野市も2週間程度の延長を決めた。大田原、那須塩原、さくら、那須の4市町は平日のみとし、土日は禁止に。下野市は平日、土日とも1~2時間の活動のみとした。

 中学校の部活動は県教委の指針に沿って、各市町が方針を決めている。県は4日、宣言解除後の県立学校の部活動について「平日の放課後90分以内」を継続し、新たに「練習試合などを除く土日の活動」を認める対応方針を発表した。

 宇都宮市や小山市など18市町は方針に準じ、鹿沼、日光、那須烏山の3市は練習時間なども各学校が柔軟に判断できるとした。塩谷町は平日90分以内の練習を認め、土日については未定としている。

 県中体連の星和人(ほしかずひと)会長は「各校と市町とで十分に協議していただき、状況を踏まえながら適切に練習を行ってほしい」と話した。