しもつかれを味見する家族連れ=2020年2月11日

【日光】新型コロナウイルス感染症の影響などを受け、来年2月11日に今市地域で開催予定だった「今市花市」と「全日本しもつかれコンテスト」の中止が、このほど決まった。

 今市花市は地域の伝統行事で実行委員会が主催。例年、JR今市駅前通り周辺を会場に、だるま、花飾りなどの縁起物や飲食物の露店など約250店が並び大勢でにぎわう。今回は感染拡大防止のため、実行委の母体となる今市商店会連合会の役員会議で中止を決めた。

 郷土料理しもつかれの味を競う全日本しもつかれコンテストは、県内他地域に先駆けて2001年にスタートした。例年、今市花市と同じ日に開催。出品希望者、来場者ともに年々増え、20回目を迎えた今年は道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の会場に県内外から約600人が来場した。

 主催する地元商店の女性組織「今市おかみさん会」が会員数の減少や高齢化などにより6月に解散。後継団体を探し、開催を模索していたが、コロナ禍を受けて中止とした。

 両イベントの事務局になっている日光商工会議所の担当者は「今市の伝統行事と栃木の郷土料理を残していくため、収束後は継続していきたい」と話す。