豆腐に針を刺し供養する和裁関係者=8日午前11時10分、宇都宮市馬場通り1丁目

 針仕事を休み、折れたり曲がったりした針を神社に納める「針供養」が8日、宇都宮市馬場通り1丁目の宇都宮二荒山神社で行われた。

 毎年供養に訪れる今泉1丁目の石山和装専門学校からは、小寺敏子(こでらとしこ)校長(73)ら2人が参加。例年は和裁を学ぶ生徒約30人と訪れるが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため自粛した。

 小寺校長らは拝殿で祈祷(きとう)を受けた後、針霊碑の前に移動。古針を軟らかい豆腐に刺し、感謝とねぎらいの気持ちを込めて供養した。

 小寺校長は「少人数での針供養は初めて。コロナ禍でも家でできる手仕事は、若い人にも見直されています」と話した。