ランチの看板メニュー「黒毛和牛の牛すじカレー」

 創業50年近い日本料理店の職人が腕を振るった「黒毛和牛の牛すじカレー」(650円)。県庁かいわいで働く人たちの胃袋を満たすランチの看板メニューだ。

Web写真館に別カットの写真

 登場したのは4年前。牛肉の塊を調理した際に出る牛すじを活用した安くておいしいメニュー作りを目指し、料理長佐藤栄作(さとうえいさく)さん(63)が半年がかりで完成させた。

 最初はかつお節の風味を利かせようしたが、どうしてもカレーの香りに負けてしまう。そこで思い付いたのが皮まで使った野菜のスープ。牛すじを数時間煮込み、野菜のスープを合わせる。カレー粉を加え、さらに半日煮込んでいく。

 隠し味に練りごまやしょうゆを加えることで独特のこくが出る。うなぎのたれのように継ぎ足し、味を積み重ねている。「同じレシピでも家庭では出せない味」と佐藤さんは胸を張る。

 早速テークアウトを注文。サラダの付いた容器を開け、頬張る。まず口いっぱいにうまみが広がる。それを追い掛けるように辛みがくる。その繰り返しで、あっという間に平らげた。大盛り(800円)でもよかったくらいだ。

 前日までに予約すれば人気の「すきやき重」(2160円)や牛肉・豚肉・鶏肉から選べる「肉重」(1620円)などもテークアウトできる。

 ◆メモ 宇都宮市本町10の9▽営業時間 午前11時半~午後1時、午後5~10時(8時まで時短営業中)▽定休日 日曜祝日▽(問)028・624・0863